ビデオ編集、以前はビデオデッキ2台を接続し専用コントローラーで必要なシーンを登録、1シーンずつ録画機に記録していくということを行っていました。現在は、ビデオ素材を全てパソコンに取込み、パソコン上でビデオ編集ソフトを使い、切ったり貼ったりを行い、最後にDVDやBDまたは動画用ファイル(MP4等)に書き出すという方法で行います。ここで、編集の種類及び方法と映像の仕上がり等を取り混ぜて、少し勉強してみましょう。
これは撮影したビデオから、いらないシーンを単純に捨てていく作業です。 ビデオ編集は、すべてこれが基本となります。 場面の切り替りは「パッパッ」っとなります。
カット編集でシーンを切り刻んだあと、シーンとシーンの切れ目をエフェクトでつなぐ効果を入れるものです。 オーバーラップ(徐々に薄れていき、次のシーンが徐々にでてくる)ワイプ、スライド、スクロール等の標準的な切換えから、3D効果を取入れた物など、 数え切れないほどの切換効果があります。
イベント等(結婚式・卒業式・発表会・セミナーなど)を、複数台のカメラで同時に撮影し、各カメラの時間を
一致させて配置し、各カメラを切換えて編集していくというものです。
このような編集が前提の場合は複数台のカメラは、撮りっぱなし(途中で一時停止しない)である必要があります。
ビデオ中に写真を使用することが出来ます。
最近はスマホやデジカメで撮るのが普通になりました。もちろんプリントされた昔ながらの写真も大丈夫です。
写真1枚はテロップ1画面に相当します。あとプリント写真の場合、スキャナで読み込む必要がありますので電子化代として
200円/枚かかります。
音楽を入れると見ている人を飽きさせません。
その時代に流行した曲、思い出の曲、個人で楽しむビデオですのであなたのお好きな曲を挿入してみてはいかがでしょうか?
公共の場で上映する場合などは、著作権フリーの音源が発売されていますので、そちらの使用をおすすめします。
タイトル・テロップが出る瞬間に効果音を入れると、見る人を引きつけます。
あまりやり過ぎると、かえって逆効果になりますが、スパイス的に使うと作品のレベルアップ間違い無しです。
ISI企画には、ナレーターはおりません。
本格的なナレーションをつけたい場合は、ナレーションだけを業者さんに依頼することをおすすめします。
原稿を渡すとナレーションをCDに入れて納品しくれます。料金も1文字いくらとかなりリーズナブルですので、
利用されてはいかがでしょうか。
品質にこだわらない場合は、カメラに向かってナレーションを入れてもらうと、その言葉をこちらで重ねることが可能です。
ISI企画の編集ルームにも、ある程度性能の良いマイクがありますので、実際に足を運んでもらって収録するのも良いかもしれません。
尚、防音密閉室はありませんのであらかじめご了承ください。
特殊効果(ビデオフィルタ)として、画面にモザイク、モノトーン(白黒)
スローモーション、静止画、早送り、画面ズーム、カラー調整等 一通り可能です。
ホームビデオほど音声に気を配らないのも確かです。
音声はカメラのマイクが勝手に収録してくれるのですから、考えたことのない人がほとんどでしょう。
しかし、披露宴などのスピーチがほとんど聞こえなかった。というのがあると思います。
そんな時に音量調整やグラフィックイコライザなどにより、多少なりとも聞こえるように持っていきます。
本当に周りの雑音にかぶっていてどうにもならない場合もありますので、撮影時に音声を意識することが一番大切です。